習近平：アメリカが対中輸出のいろいろな制限をキャンセルしてほしいです。

習近平は、これは中米貿易のバランスをとり、アメリカの経済成長と就業の増加を促進するだけでなく、アメリカの国際収支構造の改善にも役立つと強調しました。

習近平は「中米協力パートナーシップの美しい明日を作ろう」と題した講演の際、説得力のある翔実データを用いて、中国が中米協力の互恵共栄構造を深化させる上で発揮する積極的な役割を明らかにしました。彼は、中米国交樹立33年来、二国間貿易額は180倍以上増加し、2012年には5000億ドルを突破する見込みだと言いました。ここ10年で、アメリカの対中輸出は468%伸び、中国はすでにアメリカの一番速い輸出市場となっています。

習近平は、国際金融危機以来、中国は積極的な措置を取って輸入を拡大し、特にアメリカからの輸入を拡大していると指摘しました。2006年から2011年にかけて、中国政府が毎年派遣している投資貿易促進団の累計購入額は1000億ドルを超えています。

習近平氏によると、2011年、中国の貿易黒字は国際金融危機前の3000億ドルから1500億ドルに下がり、貿易黒字は国内総生産の比率を7%以上から2%に引き下げ、国際公認の合理的な区間にある。彼は人民元の為替レート形成メカニズムの改革がこの過程で重要な役割を果たしたと強調しました。

習近平氏によると、中国はすでに米側に米中貿易投資のパッケージ提携促進を提案している。双方は引き続き同じ船で経済を共にし、共に困難を克服し、より高いレベルから、より広い範囲で中米の経済貿易協力を推進し、互恵協力の新たなスポットライトを絶えず構築すべきである。